IOS普及率と歯科医院数について

こんばんは!院長の橋戸です。

今回面白いデータが手に入ったので共有致します。

IOSの普及率と歯科医院数についてです。

IOSはIntra Oral Scannarの略で、口腔内スキャナーの事です。

R6/10時点でのIOS普及率が以下です。

IOSは先進的な素晴らしい歯科医療器材です。本当に初期の初期は、ビデオキャプチャーモードの無い、写真の重ね合わせで3Dデータを構築していました。10年ほど前です。その頃から私は使っていましたが、現在において未だこれくらいの普及率というのが、びっくりしました。

なぜなのでしょうか!

今回のデータはスワデンタル様から頂きました。

神奈川県においても5~6医院に1台の導入率です。

ただ、このデータはあくまで光学印象の届け出数のデータですので、IOSはあるが、届け出を行っていないパターンもあります。

保険医療機関であれば届け出を必須で行うのでしょうが、東京都内などで、自費診療しか行っていない院においては届け出を行う必要は無いですし、そういったことから東京都内の院件数が日本全国の1/4を占めているにもかかわらず、IOSの普及率は12.95%ということなのでしょう。

当院はIOSを3台入れています。

指標が届け出率なので、1院に1台入れていても3台入れていても、届け出率は変わらないので、そのような事からも100%信用できるデータではありません。

いずれにしても、IOSは今後の歯科医療を席巻すると思いますし、今後普及率が軒並み増えてくることを期待しています。

デジタル歯科医療は、従来の歯科医療の常識を完全にひっくり返します。

シリコーン信者のドクターは未だに多い印象ですが、今後は確実にデジタル歯科医療へシフトすると思います。

今後の歯科医療の発展を期待しています!

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