🍚 はじめに
「最近むせやすくなった」「食べるのに時間がかかる」…そんな変化を感じていませんか?
実は、食べる力は年齢とともに少しずつ弱まっていきます。
その大きなカギを握るのが お口の健康 です。
今回は、毎日できる簡単な口腔ケアのコツをお伝えします。
🪥 1. 歯磨きは“食べる力”の基本
歯磨きはむし歯や歯周病を防ぐだけでなく、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
ポイントは「歯だけでなく、歯ぐき・舌・頬の内側もやさしくケアすること」。
舌ブラシやスポンジブラシを使うとより効果的です。
👅 2. 舌やほっぺを動かして筋トレ
「舌を左右に大きく動かす」「ほっぺをふくらませたり、すぼめたりする」こうした動きが、食べ物をまとめたり飲み込んだりする力を守ってくれます。
テレビを見ながらでもできる簡単トレーニングです。
🦷 3. 入れ歯のお手入れを忘れずに
入れ歯は「第二の歯」。夜は必ず外して洗浄し、しっかり乾かしましょう。
もし「かみにくい」「すぐ外れる」など違和感があれば、我慢せず歯科に相談することが大切です。
💧 4. 唾液を増やす工夫を
唾液は食べ物をまとめて飲み込みやすくしてくれます。
1.こまめな水分補給
2.ガムや飴で口の中を刺激
3.耳の下やあごの下をやさしくマッサージ(唾液腺マッサージ)
これだけでも食べやすさがぐっと変わります。
🩺 5. プロのケアを取り入れる
定期的な歯科健診や歯科衛生士さんのケアは、口の健康を長く守る大きな力になります。
必要に応じて、言語聴覚士(ST)が「食べ方」「飲み込み方」の工夫を一緒に考えることもできます。
🌸 おわりに
「食べること」は毎日の楽しみであり、生きる力そのものです。
今日からできる小さな習慣が、将来の“食べる力”を守ってくれます。
ぜひ歯や舌、口の筋肉を大切にケアして、これからも食べる喜びを味わってください。






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