親知らずって何で親知らずっていうか知っていますか?
「親が知らない歯だから」という説が一般的です。
親が子供の歯の仕上げ磨きをするのは小学生くらいまでなので、20歳を過ぎて生えてくる親知らずの事を、親は気づかない、知らないから「親知らず」という訳ですね。
ただ、これは本当でしょうか?というのが今回記事を書こうと思ったきっかけです。
「知らず」で終わる言葉を調べてみましたが、意外と多くありました。
私が知っているものだけ挙げてみます。
・命知らず
・恩知らず
・怖いもの知らず
・恥知らず
・身の程知らず
・礼儀知らず
また、goo辞書によると、「知らず/不知」は、(他の語の下に付いて)気にしないさま、それがないと思えるさまを表す。とあります。
・命知らず=命を気にしないさま
・恩知らず=恩を気にしないさま
となりますが、その場合、
・親知らず=親を気にしないさま
となります。
先程、親は気づかない、知らないから「親知らず」と述べましたが、
実は、歯が親を知らない、気づかないから「親知らず」なのではないでしょうか?
歯の気持ちになって考えてみました。
まあどちらでも良いんですけどね(笑)
ちなみに、親知らずは一番奥の歯で、一番前の歯から数えて8番目の歯なので、「8番」とか言ったりします。正式名称は「第三大臼歯」ですが、「智歯」とも言います。
成人の大臼歯は、第一大臼歯と第二大臼歯の2本ありますが、さらに奥に生えてくる親知らずのことを「第三大臼歯」といいます。
また、親知らずは英語で「wisdom tooth」といいます。
wisdomは賢さ・知恵という意味で、物事の分別がつく年齢に生えてくる歯というのが名前の由来だそうです。
それを日本語にしたのが「智歯」です。
色々な言い方がありますね!
この記事へのコメントはありません。